高山・白川郷旅行(2018/1/7〜8)

■新潟県長岡市から、岐阜県の高山市と白川郷に行ってきました。
7日早朝に車で長岡を出発し、長野の松本で友人と合流して、まずは高山を目指します。
乗鞍周辺の険しい道や寒さ、積雪量が印象的でした。
あと入山トンネル。内部で分岐があるトンネルは初体験でしたが、知らずに走ると結構怖いですね。






昼頃に高山駅周辺に到着して、まずは腹ごしらえ。
「こって牛」の飛騨牛握りはテイクアウトなので気軽に食べられていいですね。竹炭塩味がおいしかったなー。
お皿にはえびせんが使われています。ごみが出ない良いアイディア。
「桔梗屋」のラーメンはお酒を飲んだ後に食べたくなるような、優しく丁寧な味でした。






食後は三町伝統的建造物群保存地区、いわゆる「古い町並」を眺めながら、高山陣屋まで足を運びました。
かつての代官所の中を隅々まで歩きながら、飛騨の郷土資料にふれることができる施設です。
非常に内容の充実した資料館なので、時間に余裕を持って入場するのがいいと思います。












アニメ「氷菓」に登場した喫茶店「バグパイプ」にも立ち寄りました。舞台探訪抜きにしても良い雰囲気の喫茶店です。
コーヒーや紅茶の他に、四季のフルーツを使った自家製ジュースなども飲めます。




高山は醸造も盛んな町です。
日本酒の蔵元で試飲をしたり、醤油や味噌を取り扱う店で味見しながら散策を楽しみました。










今回の宿は「ひだホテルプラザ」
駅から近く、料理はおいしく、設備もきれいな良い宿でした。
飛騨牛のしゃぶしゃぶは「薬味なんていらなかったんや!」と思えてしまう味。
(夕食写真は友人の撮影です)










刺身は川魚です。飛騨サーモンと書いて鱒、飛騨ふぐと書いて鯰。
鯰は初めて食べましたが、しっかり処理してあるからか泥臭さは全く感じず、アイナメのような食感と味でした。
未知の食材を食べるのは大好きです。




飛騨高山の伝承料理だという「生盛膾(いけもりなます)」は、
器の中に裏ごしした豆腐、胡瓜、生姜、抹茶羹、すだれ麩、大根、紅蔘が入っていて、
それを自分でかき混ぜて白和えを作る料理です。美味いです。





食事所での夕食後は売店で酒とつまみを買って、部屋でゆっくりとくつろぎました。
翌朝の宮川朝市に行くべく、早めの就寝。






朴葉味噌は朝食で登場。ビュッフェ形式で郷土料理からホテルモーニング定番の品まで充実の品揃えでした。
じゅわっと味の染み込んだ「こも豆腐」がお気に入りです。肉じゃがや牛すじ煮込みでご飯をもりもり食べました。

高山の朝は早いです。
冬場は朝8時から、他の季節は朝7時から朝市が開かれ、それに合わせて食事処や土産物屋も営業を始めます。
この宮川朝市も「氷菓」のオープニングなどに登場する場所です。



宮川沿いに面白い店をみつけました。35種類以上の味付き豆が試食できる「豆吉本舗」です。
ブルーベリー豆、ホタテ豆、ペペロンチーノ豆など、一風変わった豆菓子が買えます。




続いて白川郷へと向かいます。
その途中に高山のスーパーで買い物をしましたが、他地方のスーパーを眺めるのが好きです。
鶏モツの湯せんパック、あげづけ、こも豆腐、飛騨牛を使った乳製品など、地元にはない食材が並んでいました。

それと酒屋。さすが外国人も多く訪れる観光地だけあって、特殊な規格のサントリーウイスキーや、
終売になって一般の酒屋ではなかなかお目にかかれない「響12年」なども並んでいました。
大好きな銘柄なので見つけた時は思わず声が出ましたが、値段を確認したらやっぱりプレミア価格。残念!




さあ白川郷です。
白川郷へは2004年秋に「ひぐらしのなく頃に」の舞台探訪で訪れています。当時はまだ背景があまり特定されていなくて、
持参した資料と地図を手に一日中村内を歩き回ったなあ。懐かしい。

【関連記事】ひぐらしのなく頃に 舞台探訪 〜台風に挑め。降水確率100%〜
http://nihaha02.ken-shin.net/hourouki_2004_10_07_higurashi_tanhou.htm

















展望台、白川八幡神社、長瀬家などを巡り、冬の白川郷を堪能しました。
秋もよかったけど冬もいいですね。合掌造りと雪の組み合わせは趣深いです。
次は夏に訪れたいです。そう、ひぐらしのなく頃に。

最後に高山駅前の「焼きそば ちとせ」で昼食。
焼きそばメインの食堂って自分の感覚では珍しいですが、美味しかったです。
肉玉子焼きそばを食べて帰路につきました。楽しい二日間でした!







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