うんめぇ酒にアオーレ 〜越後長岡 酒の陣〜
(最終更新:2012/10/7)

■2012年10月6日(土)に新潟県長岡市のアオーレ長岡にて開催された地酒の試飲イベント
「うんめぇ酒にアオーレ 〜越後長岡 酒の陣〜」に参加してきました。

受付で1000円10枚のチケットを購入し、各蔵元のブースでチケット1枚(大吟醸は2枚)と引き換えに
日本酒の試飲ができるというイベントです。今回は長岡市内の17蔵元が出展していました。





今回自分は、「各蔵元の大吟醸めぐりをしよう!」というコンセプトで臨みました。
大吟醸をチケット2枚、実質200円で味見できる機会は貴重ですからね。



大吟醸だけをまとめた特設ブースが用意されていたおかげで、スムーズに大吟醸だけの飲み比べができました。
先述の通り使用チケット枚数が他のお酒と違うので、会計ミスを予防するという点でもこの特設ブースは上手く機能していたのではないでしょうか。

今回は飲んだことがないもの、味を覚えていないもの、計15種の大吟醸を飲み比べました。
気に入ったものを紹介していきます。

お福酒造 越後 お福正宗 大吟醸 槽しぼり 鑑評会出品用仕込み
美峰酒類 越後の米焼酎 こしひかり 長期貯蔵40度
諸橋酒造 越の景虎 大吟醸
越銘醸 大吟醸こしのつる
美の川酒造 大吟醸 越の雄町


    

以上5点の中でも触れておきたいのが、お福酒造の「越後 お福正宗 大吟醸 槽しぼり 鑑評会出品用仕込み」と、
美峰酒類の「越後の米焼酎 こしひかり 長期貯蔵40度」のふたつ。

実はお福酒造の低価格帯(1000円前後)の日本酒に苦手意識を持っているのですが、
この日飲んだ大吟醸はあの独特の味わいが良い方向に作用しているように思いました。

もう一方の美峰酒類「越後の米焼酎 こしひかり 長期貯蔵40度」は、以前に飲んだ度数25度の定番品とは味わいの深みが段違いでした。
「米焼酎飲むなら日本酒飲めばいいや」という考え方を改めさせられましたね。

 

購入したチケットで、日本酒をベースにしたオリジナルカクテルを飲んだり、おつまみを食べたりもできました。

オリジナルカクテル「この空の花」は、純米酒にピーチリキュール、レモンジュース、カシスリキュールを加えたもので、
本職のバーテンダーであろう方が本格的なシェイクを披露してくれました。
ベースとなる純米酒は出展酒蔵のものを随時入れ替えて使うとのことだったので、味にはかなりブレがあったと思います。
また、バーテンダーの方が不在の際は別の方がステアで作っていたので、自分はタイミングが良かったですね。


最後に、蔵元のブースを幾つか紹介します。

 

 

大きな提灯のおかげで、混雑していてもどこの蔵元のブースか確認しやすかったです。
定番酒を並べてシンプルに試飲販売を行っている蔵元もあれば、この時期ならではの季節限定品(ひやおろしなど)を推すところや、
チケット1枚で大吟醸を含む複数のお酒を飲ませてくれたところなど、結構個性が出ていたように思います。
その中でも一際印象深かったのがこちら。美の川酒造さんのブースです。



ブースの中に数名が腰掛けられる椅子が設けてあり、中央には無料のおつまみ。
冷やだけでなくお燗にも対応できるようにガスコンロも用意されていました。
席が隣になった人同士で「今日はどれを飲みました?」といった具合に会話も広がる、とても心地良い空間でした。

普段から気になっていたお酒を試飲できて、新しいお酒との出会いもあり、とても楽しいイベントでした。
当日配布のチラシ・パンフレット等は充実していたものの、WEBでの事前広報活動が若干不足していた感があるので、
今後はその辺りの改善に期待したいですね。

 

〆は栄華楼のラーメン大盛り!
普段は営業時間の妙でなかなかチャンスが少ないのですが、お酒を飲んだ後に食べると最高に美味しいんですここのラーメン。


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