宮城蔵王キツネ村に行ってきました。(2016/10/12)



2016年10月12日に、宮城県白石市にある「宮城蔵王キツネ村」へ行ってきました。

100頭をこえる狐が放し飼いにされているこの施設では、キタキツネをはじめ、
ホンドギツネ、ギンギツネ、プラチナギツネ、十字ギツネ、ホッキョクギツネなどを間近で見ることができます。
狐が大好きなもので、数年前に知ってから行きたくて行きたくて仕方のなかったこのキツネ村。
先に書いておくと、最高でした。頬が緩みっぱなしでした。行けて本当によかったです。

11日夜は「白石温泉 薬師の湯」に宿泊し、12日の開園時刻に合わせてキツネ村へ。
道中では天気雨に降られ、狐の嫁入りの中を狐たちに会いにゆくか……と気分が盛り上がりました。


到着。

キツネ村といえばなぜか入口に大きなゴリラがいることで有名ですが、今回訪問して彼の謎が少し解けました。


名前はロッキーくんだそうです(パンフレットより)

平日の朝だったこともあって、他に開園待ちのお客さんはいませんでした。一番乗りは心が弾みます。
開園を待つ間、入口前のお稲荷さんにご挨拶。



入場料は大人1000円。支払いの際に施設内での注意事項を教わります。
一つ、狐には触らない(撫でたり抱っこしたりは担当の狐がいます)
一つ、ビニール袋などのガサガサ音がエサと結びついているので気をつける。
一つ、エサやり場の建物内に狐を入れない。
等々、幾つかのルールがあります。貴重な場を提供してもらっているので、ルールを守って利用したいですね。

さあ……入場!



いる!



いっぱいいる!



KAWAII!!

狐は夕方から夜にかけて活動するので、開園直後は丸まって眠っている子が多かったです。
エサやり場へと続く階段は、まるで寝台列車のようでした。
足音や気配でハッと目を覚ましては、なんだ人間か……とまた寝直すくらいに人慣れしています。


毛づくろい中の仲良しさん。


冬に向けて準備ばんたん。


くぁ〜。


セルフしっぽクッション。


ギンギツネ。


プラチナギツネ(たぶん)


寝床選びにもこだわりが……?


撫でられ担当のりちゃん。


抱っこおすすめ。サラサラのモフモフでした……!


エサやり場。


エサやり場に登ると集まってきます。


エサやり場から見下ろすと、上目遣いがたまらない……!


ひなたぼっこ中。丸まらず手足を伸ばしてリラックスしています。


鳥居に狐は映えますねー。


園内の神社。


スヤァ。


帰り際に目が合った子。


また来るよぅ。


エサやり動画。地面に投げるとケンカになるので、小さくちぎったエサを直接キャッチしてもらいました。

エサやり場では狐たちそれぞれの性格がよく見えました。
他の奴をブロックしてでもエサを取ろうとする体格のいい狐、
エサは欲しいんだけど気が弱いのか遠巻きに見ている狐、
ぽやーっとしていて自分の顔にエサが当たっても気付かない狐。個性が出ていました。

開園から3時間ほど滞在しましたが、時間の経つのがとても早かったです。
次は季節や時間帯を変えて訪問してみたいですね。
冬の雪の中を過ごす狐や、春の小狐、夏の夕方に元気に活動する狐を見てみたいなあ。

狐以外にも、ヤギ、ウサギ、アナグマ、マーラ(カピバラに似たネズミの仲間)、保護されたカラスなど、
様々な動物と触れ合うことができます。動物好きの方ならきっと楽しい時間を過ごせる、そんな宮城蔵王キツネ村でした。







ここからはおまけの前日編。

今回の行程は、11日午後に自家用車で白石市入りして、12日の開園時刻に合わせてキツネ村を訪問というプランでした。
新潟県の長岡市から北陸自動車道、磐越自動車道、東北自動車道を進みます。
磐越自動車道は馴染みがない上に、1車線区間やトンネルが多く神経を使います。こまめな休憩を心がけました。
幸い事故や渋滞に巻き込まれることはなく、予定より少し早く白石市に到着。

時間ができたので、先に土産の白石温麺を買うことにしました。温麺というのは油を使わない製法の素麺で、一本が短いのが特徴です。
以前に友人からいただいた「きちみ製麺」の温麺を食べてファンになり、地元でも買える店を探して常備するくらい気に入っています。



きちみ製麺の直売所で、地元では手に入らない金印や手延、くるみだれ等を購入。
食事処は残念ながら営業時間外でしたが、受付のお姉さんがとても感じのよい方で、楽しく買い物ができました。
くるみだれ美味しいです。おすすめ。

白石駅周辺で温麺を食べられる飲食店は20店舗近くありますが(もっとあるかも)……、



「同じ名前」ということでマツダ麺業うーめん番所を選びました。
注文したのは葛かけうーめん。この日は気温が低かったので、熱々の餡が体を暖めてくれました。これぞ温麺。
古代米を使った甘酒や、柿のゼリーも美味しかったです。





続いては宿泊先の紹介。
今回利用した宿は「白石温泉 薬師の湯」です。
福祉施設としての機能を兼ねた宿で、設備は古めでしたが清潔感のある建物でした。





部屋によるのでしょうが、隣室の声が聞こえたり敷布団が薄く体が痛かったりしたので、
耳栓を持参したり、予備の布団を重ねるなど工夫するのがいいと思います。
食事は夕食の会席料理、朝食のバイキングともに美味しかったです。
食前酒(サクランボを焼酎に漬けたもの)と芋煮鍋がお気に入り。飲み物は燗酒を頼み、「蔵王」という銘柄をいただきました。


舞茸ご飯や、お吸い物に温麺が入った料理、デザートの梨なども。


芋煮鍋が美味しかったです。


朝食バイキング。


朝食バイキングは鮪の角煮がお気に入り。


朝焼けを眺めながらの露天風呂は気持ちよかったです。写真は別の場所で撮影。



宮城蔵王キツネ村 公式ページ(トップページは音が出るので、ブログへのリンクです)
http://zao-fox-village.com/blog

白石温泉 薬師の湯 公式ページ
http://yakushi-yu.com/



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