2010/8/28(土) 養老渓谷ハイキング(養老渓谷駅〜弘文洞跡〜幻の滝〜粟又の滝〜養老渓谷駅)

■千葉県の房総半島の真ん中にある養老渓谷に行ってきました。

6:00頃に荻窪発の総武線に乗り込み、千葉で友人と合流して内房線で五井まで行き、
五井からはいわゆるローカル線である小湊鉄道を利用しました。
この小湊鉄道が実に風情のある車両と駅でして、2両だけの汽車(電車ではない)の中には大きな扇風機、
発車すると車掌さんが乗客に「どちらまでですか?」と声をかけながらきっぷの販売を行っていました。



養老渓谷に到着したのは9:00少し前。
駅周辺は特に観光案内所があるわけでもなく、いわゆる田舎の駅でした。
周辺の観光案内地図はあるもののパンフレットの類は無く、事前にWEBサイトで地図を印刷してきて大正解でした。

 

今回は養老渓谷駅を起点に遊歩道を巡りながら滝を見るコースです。
養老渓谷の公式サイトの地図を見ながら読んでもらうとわかりやすいかと思います。
まず、駅周辺はこんな感じです。空が高くて青い。

 

 

観音橋を過ぎたあたりから、中瀬遊歩道に入ります。
歩いているとあちこちにモミジの木を見かけました。紅葉シーズンに来たら見応えがありそうです。

 

 

中瀬遊歩道を抜けた後はまたしばらく国道を歩き、水月寺のそばの道から滝めぐり遊歩道へ。
入ってすぐのところに幻の滝があり、茶店で食事を取れるようになっています。
何でも、経営者はこの滝が好きすぎて引越してきてしまったのだとか。
ちょうどお昼時だったので、冷やしキュウリとトマトを注文してお弁当にしました。

 

 

幻の滝を過ぎると、再び川沿いの遊歩道です。

 

 

そしていよいよ、粟又の滝に到着です。
この日の水量は少なめだったものの、水着姿で川遊びを楽しむ人たちで賑わっていました。
8月最後の土曜日だけあって、家族連れの姿が目立ちました。

 

脇にある道を進むと、滝の上に出ることができます。

 

粟又の滝からはバスに乗って養老渓谷駅近くの温泉街まで移動し、
温泉宿の日帰り入浴を利用してから養老渓谷駅まで戻りました。
バスの本数は少なく、土曜日は割と早い時間に終わってしまうので、バスを利用する場合は注意が必要です。

養老渓谷駅に戻る道中、国道を横切るサルの一団に出会いました。
野生のサルを見るのは初めてです。



養老渓谷駅に戻ったのは16:30頃。
たぶん10kmくらい歩きましたが、道は良かったのでそこまで疲れることはありませんでした。
また、今回我々は電車での移動でしたが、車で来て遊歩道入り口付近の駐車場を利用するのも良いと思います。

午前中早めの時間帯に現地入りできれば、日帰りで十分散策を楽しめる良いところでした。
千葉や東京あたりに住んでいる方は、ぜひ一度足を運んでみてください。





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