山形肉そば食べ歩き旅行(2025年8月) |
ついカッとなって山形で冷たい肉そばを食べてきました。 大好物の山形肉そばを1泊2日で3〜4杯くらい食べつつ、山形県に宿泊して経県値を更新しちゃおうというものです。 1日目。 早朝に車で長岡を出発。山形県の河北町を目指します。山形方面へ行く際はいつも高速道路を聖籠新発田ICで降りて290号線を関川村まで進むルートを使っているんですが、この日は局地的な大雨。高速道路は追い越し車線からの水しぶきで視界ゼロになるわ、290号線方面は洪水や土砂災害の警報が出るわだったので、ルートを変更して7号線を荒川付近まで北上して東に向かいました。 ![]() 山形県に入る頃には雨も止み、出発から5時間くらいで河北町の谷地八幡宮に到着。氏神さんに「こんにちは。肉そば食べに来ました」とご挨拶して、すぐそばにある町営動物園に寄ってみることにしました。 市役所のすぐ隣にあって、変わった立地の動物園だなーと思っていたら、野生動物を保護する施設でもあるんですね。ケガをした動物が野生に帰れるよう保護しつつ、それが難しければ動物園に迎え入れているそうです。 さて、時刻はちょうどお昼前。肉そばを食べに向かいます。 伊勢そばの冷たい鳥そば普通盛り。乱切りでワシワシした固さの個性あふれる一杯でした。噂ではかき揚げも刺さるほど固くて、特盛は量もすごいことになるそうな。 食後は村山市の「ホースガーデンむらやま」へ。ここがとても楽しかったです。 厩舎を見学して、馬たちのランチを眺めて、お腹いっぱいで眠そうな馬たちを撫でてと平和なひと時。 ホースガーデンむらやまの馬たちはみんな「ニンゲンを触るのが上手」でした。軽く握った手を鼻先に近づけて挨拶して、首筋を撫でたり軽く掻いてやったりすると、お返しという感じに鼻先の柔らかい部分で体をもにょもにょしてきたり、顔のあたりで大きく深呼吸(ヒト吸い……?)したり。噛み癖のある馬が一頭もいませんでした。重種やクォーターホースとのハーフなメンバーだったけど、やはりサラブレッドと比べ根が温厚なのかなあ。 体の小さなミニチュアホースたちもいるので、子供連れにも良い施設だと思います。馬たちが冬毛でモコモコする時期に再訪したい……! さて、今回の旅では「山形の銘菓も開拓しよう」ということで、佐藤屋の乃し梅ハーフとウヤムヤを購入。どちらもとても好みの味でした。初手から開拓大成功。 乃し梅は、梅寒天を薄造りにした感じの(かつての)持ち運びと保存が便利系お菓子。これ冷やしても美味しいです。特に冷凍すると食感そのままにひんやり涼しさUPだったので、暑い季節に良いですね。 ウヤムヤは、ソバやクルミで作られた和風カロリーメイトという雰囲気の食感でした(たぶんハイカロリーではない) メープル味。 肉そば2軒目は「といや」へと思っていたんですが、店の駐車場に着いたら臨時休業。お盆の繁忙期明けというタイミングだったのもあり近隣他店も軒並み休み……! というわけで、少し足を伸ばして「手打 水車生そば」で鳥中華を食べました。 鳥中華も山形の名物メニューで、多くのそば屋で提供されている和風中華そばという感じです。山形市が全国屈指のラーメン消費額を誇っているのは、この鳥中華の存在も大きいかもと思っています。ちなみに2024年度は3年連続で山形市が1位、新潟市が2位。 水車生そばの鳥中華は白コショウっぽい風味が強くて自分には合わなかったものの、ファンが多いのが頷ける一杯でした。 旅先の夜はその土地の酒場に繰り出すのも大好きなのですが、今回は銘菓開拓もかねて宿で土産候補の試食会。先述の佐藤屋乃し梅&ウヤムヤに加え、おしどりミルクケーキやオランダせんべいなども味見します。 おしどりミルクケーキ、かなり好きです。ギュウニュウカタメターノって感じの味とパリポリ食感。安価で配りやすいので、たくさん買ってお土産にしました。 旅先のスーパーを眺めるのはとても楽しいです。地元スーパー略してジモスー。地域に根付いた食材、お菓子や惣菜などを見つけるとテンションが上がります。 それと、旅先のイオンは侮れません。ギフトコーナーに行けばその土地の名物たちが贈り物にどうぞという構えで並んでいて、食品棚にもご当地の味コーナーが用意されていることが多いです。 近隣他県の名物がどこまで勢力圏を伸ばしているか、みたいなことを知るのも好きです。写真は岩手銘菓の南部せんべい。佐々木製菓の名代厚焼、大好物なのです。小松製菓のまめごろうもオススメ。 2日目。 早朝から肉そばを提供している店は見つからなかったので、軽めの朝食を取って午前中は寒河江市の「煎餅工房 さがえ屋 本店」へ。 開店少し前でも既に列ができていて、皆「やみつきしみかりせん」をまとめ買いしていました。とりあえずカゴに入れてから試食したら確かに美味しい。ゆずみそ煎餅、黒こしょう煎餅も美味しかったです。 昼食は改めて河北町「といや」へ。 とても好みの肉そばでした。細めながらももっちりしたそば、それによく合う甘じょっぱいつゆ。ぜひまた食べたい一杯ですね。 テイクアウトしたカツ丼もとても良かったです。ソースカツ丼に少しカレーの風味が加えられていて、白米が進む進む。帰路のお弁当にぴったりでした。 日が高いうちに113号線の山形・新潟県境を越えておきたかったので、道の駅で休憩&買い物をしつつ帰宅しました。いやー収穫の多い旅行でした。 帰ってから食べた高橋製菓(山形市)のみそパンもかなり好きなやつでした。 ![]() 小麦粉、砂糖、玉子、マーガリンのシンプルな味わいに少しだけ味噌が加わり甘さを引き立てています。こういう素朴な焼き菓子は大好物です。 経県値も更新できました。山形が訪問から宿泊となり+1点。 地道に全県宿泊を目指しています。 ![]() Tweet |
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